京都のオススメスポット~寺院その3~
2009.12.06
最後にオススメしたい寺院は、「六波羅蜜寺」です☆
清水寺の近くなのですが、住宅街の中にあり、静かに拝観できるのです~。
重要文化財がゆっくりと見れますよ♪
「空也の寺」と呼ばれるこのお寺は、空也が951年に開創した西国17番の札所です。
度重なる兵火を逃れ、藤原・鎌倉期の木造彫刻を代表する名宝が数多く安置されています。
まずは、教科書にもよく載っている「空也上人立像」(鎌倉時代・重要文化財)。
さらに、平清盛坐像(鎌倉時代・重要文化財)、運慶作の地蔵菩薩坐像(鎌倉時代・重要文化財)、地蔵菩薩立像(藤原時代・重要文化財)、運慶・湛慶坐像(鎌倉時代・重要文化財)などです★★★
「空也上人立像」は、念仏を称える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承のままの作品です。
その姿はとても写実的で、洗練された美しさは必見です★★★
経巻を手にした姿が印象的なのが「平清盛坐像」。その姿は、「平家物語」に描かれている清盛の傲慢さはなく、仏者としての気品に溢れていました。
珍しいのが、「地蔵菩薩立像」です。
左手に頭髪を持った珍しい仏像で、「鬢掛地蔵」とも呼ばれているそうです。
「誰の髪の毛だったんだろうなぁ~??」と、そんなことを考えながら見入っちゃいました♪
六波羅蜜寺を後にして訪ねたのは、近くにある「幽霊子育飴本舗」でした。
何だ、それは~??、と思う人いると思います。
落語や昔話にある「幽霊飴」って、ご存知ですか?
簡単にお話をまとめると・・・
《死後に生まれた赤ちゃんを育てるために、幽霊となって母親が飴屋に飴を買いに行って、子どもに与えていた》というもの。ちなみに、この時発見された子どもは、8歳で出家し、後に有名な高僧になったのだとか。幽霊の墓があったと言われているのが、清水寺近くにある「高台寺」。「こうだいじ=こをだいじ」なのだそうで・・・。
そのとき、幽霊に売った飴が、実はまだ売っているのです!!!
・・・でも・・・、私が行ったときは閉まっていました(涙)。
なので、他から集めた情報ですが・・・。
これがお店が営業しているときだそうです。
500円の大袋と、半分サイズの300円があるそうです。
とても優しい、懐かしい味がするそうですが・・・。
ある人は、めちゃめちゃ固いので、歯の悪い人には向かないのでは・・・と、言ってます。
興味のある方は、ぜひ行ってみてください。
「幽霊子育飴本舗」
075-591-6005
店舗が休業時には、大通りに面した電気屋さんで、飴が買えるよぉ~との裏情報です☆