耳かき Ⅰ
2010.09.17
私は、耳かきが好きです(以前にも書きましたが)。
大学で日本史の授業の際、江戸時代に「耳かき屋」がいたことを知って、(耳かき屋になりたぁ~い!)と思ったほど★
その職業の名は、「耳垢取」。
使う耳かきには、松・竹・梅という3つのランクがあったそうで・・・。
松は・・・金の耳かき
竹は・・・象牙や銀の耳かき
梅は・・・釘の頭(痛そぉ~~~!)
・・・だそうです★★★
ついでに、耳かきの歴史を調べてみました。
すると・・・。
なんっと、おもしろい!!!
色々な事実が出てくる、出てくる!
大学の卒論にすればよかった・・・・・・・・。
耳かきの方法にも、世界各国色々あるようですが、驚いたのは・・・
「火をつかった耳かき」です★
トルコで行われていたそうです。
紙状の薄い蝋(ろう)を円錐形に丸め、その先端を耳に入れたまま火をつける・・・(ぎゃぁあぁ~~、ホントに痛そぉ~~)。
火が燃える際に、耳の中の空気を吸い込むため、それとともに耳垢も吸い出されると言われていたそうですが・・・。
実際は、吸い出されていたものは耳垢ではなく、蝋だったとか。
でも、かなりスッキリするそうです。
ただ、耳の中に蝋がしたたりおちて火傷を負ったり、鼓膜に蝋がこびりつくなどの被害が続出したそうです(そりゃ、そうだ・・・)。
ちなみに・・・・
これは、「ミミカキグサ」。こんなにキレイなのに、食虫植物だそうです。果実の形が耳かきに似ているから、ついた名だとか。
これは、「ミミカキタケ(カメムシタケ)」。冬虫夏草属のひとつで、 「カメムシ」に寄生して発生するキノコだそうです。薬用としても貴重なキノコちゃんで、あの悪臭名高い「カメムシ」ちゃんの数少ない天敵なのです♪ なんとなく、ミミカキに似てるのかなぁ?
・・・な~んて、かなり、話は飛んでしまいましたが・・・(汗、汗)。
Ⅱでは正しい耳かきの方法と、耳垢の不思議にせまって書いてみたいと思ってますっ♪♪