カテゴリー: 赤ちゃん
赤ちゃんのQ&A~母乳の量が足りているか心配です・・・
2011.09.23
昨日も、ベビーマッサージの講習会を行ってきました。
4か月のbabyのお母様からの質問です(^^)
Q.完全母乳で育てています。
夜、寝る前に授乳すると、朝までぐっすり寝て目を覚ましません。
日中もおっぱいを4回ほどしか飲まず、量が足りているか心配です。
夜、起こしてでも授乳するべきでしょうか?
体重の少しずつですが増えてはいます。排便も特に問題ないのですが・・・。
A.夜中の授乳がなく、昼間の授乳回数が少なくても、体重の増加が順調で、うんちもちゃんと出ているのなら、大丈夫です!
それが、その子の授乳ペースなのでしょう。母乳の量も足りていると思われます。
ただし、ママが夜中に飲ませないことで、母乳がたまり過ぎて乳管がつまってしまっていませんか?
そうなると、それが乳腺炎などの原因になります。
夜中にママだけが起きて搾乳しているのなら、赤ちゃんを起こして飲ませてもいいと思います(^^)
赤ちゃんのQ&A~哺乳瓶の消毒はいつまで続ける?
2011.09.08
先日、5か月の赤ちゃんのお母さんから受けた質問です(^^)
Q.哺乳瓶の消毒は、いつごろまで続けた方がよいのでしょうか?
そろそろやめてもいいのではないかと、思っているのですが・・・。
A.今しばらくは消毒は続けてください。
5か月ではまだ赤ちゃんの抵抗力が弱く、カンジタ菌などに感染する可能性があります。
赤ちゃんが口へ運ぶものは清潔にしておくよう、心がけましょう。
口腔カンジタ症(がこうそう)は、抵抗力の弱い赤ちゃんやお年寄りに多いのです。
牛乳のカスのような白いものが舌や口に広がり、赤ちゃんの場合、おっぱいやミルクののみが悪くなります。
哺乳瓶はそのままにしておくと、雑菌の温床になります。
飲み残しはすぐに処分し、できれば1歳ぐらいまでは消毒をした方がよいでしょう(^^)。
赤ちゃんのQ&A~寝る前に髪をかきむしるのだけど・・・
2011.08.15
これも、よく相談される質問です。
特に夏、暑いことも重なって、赤ちゃんがよく行う行動なのですが・・・。
Q.8か月の女の子。寝る前の授乳の時、決まって髪をかきむしります。
やめさせようと手を握ってみるのですが、ふりはらってかこうとします。
うまくやめさせる方法はありますか?
A.赤ちゃんは授乳の際や寝る前、よく髪をかきむしったり、耳をかいたりします。
授乳の際も、寝る前も、からだが温かくなり、特に頭に汗をかきます。
ですから、汗をかいた頭が気になってかいたり、その汗がたまりやすい耳のあたりをよくかくようです。
その際、やめさせるには、今お母さんが行っているように手をそっと握ったり、手を何かをもたせたりするのがよいでしょう。
おっぱいやタオル、ぬいぐるみなどをさわらせる、哺乳瓶に手を添えさせるなどして、気を紛らす方法を試してみてください。
できれば、汗をかきやすい夏は髪の毛を少し短めにカットしてあげるとよいですね。
それと、夏の間はまめにシャワーをあびさせましょう。
かきむしりがひどく、かさぶたができているような時は、一度皮膚科での受診をオススメします。
また、部屋が暑すぎないかなど、寝室の環境も今一度チェックしてみてください(^-^)。
赤ちゃんのQ&A~授乳中のしゃっくり
2011.07.30
子育てカウンセリングをして、早10年。
さまざまなお母さんから、たくさんの質問を受け、答えてきました。
その中でも、よくある質問を載せていきたいと思います。
その第1弾として・・・
Q:おっぱいやミルクの途中でしゃっくりをし始めた時は、どうしたらよいのでしょうか?
また、どうしてしゃっくりは出るのですか?
A:0~2ヵ月児のお母さんから、よく受ける質問です。
まず、しゃっくりは生理現象のひとつ。ほうっておいても自然にとまります。
授乳中にしゃっくりが出始めても、苦しそうでなければ授乳を続けても大丈夫です。
逆におっぱいやミルクを飲むうちに、しゃっくりがとまることもよくあります。
しゃっくりの原因は、肺の下にある横隔膜がけいれんするためです。
呼吸のリズムと横隔膜の動きにズレが生じて始まります。
赤ちゃんの場合、おしっこやうんちが出た時に、しゃっくりが出始めることも。
赤ちゃんはからだの機能が未熟なため、よくしゃっくりをします。
お腹の中にいたころから、しゃっくりをしていたお子さんも多いですよ。
それは、お母さんも胎動で知っていましたよね。
月齢があがり、からだの機能が整ってくると、少しずつしゃっくりも少なくなります。
・・・こんな、感じで定期的にブログにアップしていきますね~。
お楽しみに~~\(^o^)/♪♪♪
赤ちゃんのあせも対策♪
2011.07.04
夏の赤ちゃんのお悩みとして、虫さされ同様に多いのが「あせも」。
新陳代謝が激しい赤ちゃんは、皮膚疾患をおこしやすいもの。
特に夏は、大量に汗^^;をかきますから・・・。
では、「あせも」とは何か
「あせも」は、かいた汗が汗腺の中につまり、炎症をおこしたものです。
首のまわりや背中など、汗がたまりやすい部分によくできます。
←こんな感じです。
最初は赤いプツプツができ、炎症をおこすと、じくじくしてかゆみを伴うようになります。
「虫さされ」同様、赤ちゃんがかきむしることで「とびひ」になりやすいので要注意です!
「あせも」にならないように、眠り始めはお散歩の時など、汗をかいたら早目にふきとったり、着せかえてあげてください(^^)
それでも、「あせも」ができてしまった場合は・・・
赤くなっている時、オススメなのが「ラベンダーウォーター」です。
「ラベンダーウォーター」とは、精油を抽出する際にとれる「ハーブ水」です。
「ラベンダー」の精油と同じ効能があります。
しかも、アレルギー反応がないため、赤ちゃんの肌につけてもOKです♪
「ラベンダーウォーター」には、抗菌作用があり、皮膚に感染をおこしている時に役立ちます。
使い方は・・・
①フローラルウォーターはスプレータイプのものが多いので、これをシュシュッと清潔なコットンかガーゼにふきつけて含ませてください。
②「あせも」ができている部分をまめにふきとります。
③少しジクジクしているところにも、ラベンダーは炎症を抑える作用があるので、以上のようにふきとってください。
アトピーのお子さんには、「カモミールウォーター」がおすすめ。
抗菌作用のほか、かさつきやかゆみを抑える効果があります。
どちらも・・・(カモミールはちょっと草っぽいかも・・・^^;。リラックスの香りならラベンダーですね)
いい香りがして、冷たくて気持ちいいので、赤ちゃんも喜ぶと思いますよ。
色々なメーカーがありますが、配合成分が入っていない(パラベンなど)植物と水だけのものをご購入くださいね♪
ただし、化膿してしまった「あせも」は、「とびひ」になってしまう可能性もあるので、お医者さんへ行きましょう!!!