カテゴリー: 赤ちゃん
赤ちゃんの虫さされ対策♪
2011.06.20
ベビーマッサージの講習会で、この季節お母さんたちに聞かれるのが、湿疹や虫さされのこと。
まず、第一弾として「虫さされ」のお話をしますね♪
人が虫に刺されると、虫がもつ毒液がからだの中に入ります。
その反応で、皮膚が赤くなるなどの症状が出ます。
虫にさされたことのない赤ちゃんは、免疫がないため、反応が出やすいものです。
蚊にさされただけでも、真っ赤になって腫れあがる場合があります。
赤ちゃんは、かゆいのがガマンできずかきむしってしまいます。
そこにブドウ球菌や溶連菌などが入りこんで炎症を起こし、かゆみのある水泡やかさぶたを作ります。
「かゆい、かゆい」とかきこわすと、まるで「飛び火」のように全身に広がります。
これが「とびひ」です。
ここまでなったり、虫に刺されたあと、発熱や嘔吐など湿疹以外の症状が出た場合は、必ず医師に診てもらってください!
では!!!
予防するには、どうしたらよいのか
予防のひとつとして虫よけ剤がありますが、赤ちゃんは手足から口までの距離が短く、スプレータイプのものはオススメできません。
最近は洋服にはる虫よけシールなども出回っていますから、そちらの方がオススメです。
もうひとつ!!!!!
アロマセラピストの私のオススメは、お母さん手作りの虫よけスプレーです。
その作り方は・・・・
【材料】
●真正ラベンダー 10滴
●レモンユーカリ 10滴
●スイートアーモンドオイル 10cc
●精製水 10cc
●アトマイザー 1本
以上が材料です☆ メーカーは色々あるので、好きなところのものをつかってください♪
①アトマイザー(スプレー容器)にスイートアーモンドを入れます。
②2種類の精油と精製水を加えます。
③ふたをしめてよくふれば、虫よけスプレーのできあがり!
エッセンシャルオイルとベースオイル(スイートアーモンドオイル)は、アロマ屋さんで手に入ります。
アトマイザーは100均でも売ってます。
精製水は、薬局で高くても100円以内で買えます。
とってもナチュラルなものなので、1日何回でもスプレーしてあげてください♪
オススメですよん(*^。^*)♪♪
アトピーの赤ちゃんに・・・
2011.01.27
今日も保育園で、ベビーマッサージの指導をしてきました。
赤ちゃんは、スゴイです
いつもパワーをもらって、帰ってきます。
ベビーマッサージを教え始めて、今年で11年目になります。
その中で、育児指導も行ってきましたが・・・。
お母様方から教わることも、大変多く、毎日が勉強です、ハイ。
色々な相談を受けてきましたが、体の質問に関して一番多いのが「アトピー性皮膚炎」です。
←アトピーの赤ちゃんです。こんな感じで、湿疹がでます。
最初の頃は、私も学校で習ったことを(原因や保湿が大事など)話し、病院に行くようすすめていました。
ところがある時、娘さん3人のうち2人が重度のアトピーを患っているお母様に会いました。
今でも親しくさせていただいているのですが、そのお母様からアトピー性皮膚炎に関して色々な事を教わりました。
その中で、「これはすぐれものだっ!!! アトピーの赤ちゃんにオススメだっ!」と思ったものが・・・
「チュビファースト」です。
「えっ? なんだ、そりゃ???」
・・・と、思う人がほとんどでしょう。
←これです。
「ただの包帯じゃないの?」
・・・と、思うかもしれませんが、これがスゴイんです!!!
アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの肌は、乾燥してカサカサの状態になっています。
これは、汗や皮脂の分泌能力が低下していることが原因です。
皮膚は外部からの刺激から体を保護する働きを持っています。
ところが、アトピー性皮膚炎の患者さんの場合はこの能力が低下しています。
汗やほこり、衣服や汚れ、ハウスダスト、化学物質、金属など・・・。
そういった「異物」に過敏に感応して、かゆくなりやすい状態になっているのです。
かゆくてかきむしってしまった場合、湿疹や傷ができます。
すると、さらに炎症が悪化してしまうという悪循環になります。
ですから、アトピー性皮膚炎の乾燥肌には、「保湿」が重要です。
皮膚を清潔に保ち、不足している水分や油分を補給して、肌を保湿してあげるのです。
乾燥した肌を保湿してあげることで、かゆみやムズムズを軽減します。
かきむしりを抑えることで、人間の本来もつ自然治癒へともつながっていくわけです。
赤ちゃんの場合は、本能を抑えきれず、かゆいところを、ひどい時は血が出るまでかきむしります。
特に、夜、寝ている間に自然とかきむしってしまいます。
寝ている間は、お母様方も赤ちゃんを監視し続けられないですよね。
「顔」は、洋服をかぶせるわけにはいかないので、特にかきむしります。
そこでっ!!!!
活躍してくれるのが、「チュビファースト」です!
使い方は・・・。
①夜、寝る前、赤ちゃんの幹部に保湿剤を塗ります。
②そして、温水に浸して湿らせたチュビ・ファーストをかぶせます。
※お顔なら、「顔用」のチュビを買い、顔の目・鼻・口のところにハサミで穴をあけかぶせてください。
③さらに、その上に乾いたチュビ・ファーストをかぶせてください。
二重に巻くことで、保湿剤や外用薬の経皮吸収を促進します。
内側の湿った「チュビ・ファースト」から揮発する水分は、肌に冷涼感を与えかゆみを軽減します。
これで、少量の薬量で高い効果が得られ、ステロイドに深く依存しない(より少ない薬量にとどめる)スキンケアが可能になります。
これをススメて、とっても肌がキレイになった赤ちゃんがたくさんいます。
ホントにオススメです!
ちなみに、日中、乾いたチュビを幹部に巻いておくだけでも効果があります。
これだけで、「治る」わけではありませんが、症状の軽減効果がスゴイです!
興味のある方は・・・・
http://shopping.search.yahoo.co.jp
「ヤフーショッピング」にアクセスして、「チュビファースト」で探してみてくださいませませ☆
赤ちゃんの夜泣きに・・・
2010.11.24
ベビーマッサージの講習会で、よく夜泣きの相談をされます。
先週も2回ほど講習会がありましたが、皆さん赤ちゃんが寝てくれなくてまいっているようです・・・。
5・6カ月~長くて1歳6カ月まで続く夜泣き。
夜中に起きて泣くことが「夜泣き」だと思っているお母さんも多いようですが、夜中に起きて遊びだすのもいわゆる「夜泣き」です。
赤ちゃん全員が夜泣きをするわけではなくて、夜泣きをするのは約7割くらいの赤ちゃんだと言われています。
5か月から人見知り(自他の区別がつくようになる)を始める赤ちゃん。
この頃から8か月くらいまで、0歳児の脳の発育が著しいと言われています。
この脳の発育が「夜泣き」を引き起こしているとも、体力がついてきているのにお母さんたちが2~3か月児のような対応をしているから眠れなくなるのだとも、色々諸説言われています。
ですが、本当のところはまだ、分かっていません。
・・・で、この10年間、お母さんたちから・・・。
「これをしたら寝るようになった、あれをしたら寝るようになった」etc・・・。色々な手法を聞きました。
「あっ、それいいかも!」・・・と、私が思ったことを少しずつ紹介していきたいと思います。
まずは・・・。
赤ちゃんを「ラベンダー」の香りが入ったオイルで、マッサージすること・・・なんです。
「ラベンダー」は、眠りに不可欠な「セロトニン」という脳内物質を出すのを促進してくれる精油です。
・・・とは言っても、赤ちゃんに使う場合は、自分でベースオイル(植物オイル)にラベンダーをブレンドしちゃダメですよ。
赤ちゃんの嗅覚は大人の何十倍も敏感なので、刺激が強いと過剰反応を起こしてしまうのです。
ですから、赤ちゃん用のブレンド濃度は、ベースオイルに対してラベンダーは0.02%です。
・・・正直、こんな濃度、プロでもできません。
なので、すでに業者の方でブレンドした「赤ちゃんマッサージ用オイル」を買ってください。
そこで、オススメオイルは・・・
オーストラリアのコーラルムーン社の「アロマベビーマッサージオイル」ラベンダーです♪
100mlで3000円と、ちょっとお高いですが、オイルの質はとってもいいし、オイルののびがいい。
さらに、低濃度とは思えないほどラベンダーの香りがします。
だから、赤ちゃんだけではなくてお母さんにもオススメです。
リラックスできますよぉ~☆☆☆
ほかにも・・・
ネロリ(柑橘系の香り。敏感肌の赤ちゃんにオススメ)や、ローズ(バラの香りです♪乾燥肌のお子さんにオススメ)があります。
お母さんもとってもリラックスできますから、本当にオススメです。
マッサージのやり方が、分からない方は赤ちゃんになんとなく塗ってあげるだけでもよいです。
もし、ラベンダーを部屋に香らせたいなら、アロマポットのお皿にお湯を入れ1~2滴たらしてお部屋に香らせるのもいいと思います。
実はオイル以外にもコーラルムーン社の赤ちゃん用商品は、質のいいものばかりです☆☆☆
特に、私のオススメはコレっ↓
「アロマベビーナッピーラッシュバーム」2700円・・・赤ちゃんお尻専用トリートメントクリームです♪ 赤ちゃんのお尻のカブレを緩和し、お尻の洗浄、消毒効果もあります。
さらに!!! コレ、お母さんの手荒れやナプキンのカブレ、乳首のひびわれにもよいのです!!
使えますよぉ~。オススメです!!!
ぜひ、コーラルムーン社のホームページにアクセスしてみてくださいねっ!
・・・ちなみに、100%の赤ちゃんの夜泣きに効果があるわけではありません。
でも、これで結構、夜泣きがラクになったというママさんが多いので、よければ試してみてくださいね~♪♪
http://www.fresh-aroma.jp/info/coral_moon.html
↑オーストラリア コーラルムーン社のアドレスです♪
赤ちゃんの足♪
2010.10.12
人間の足の裏には、全身のツボがあります。
当然、赤ちゃんの足の裏にも同じだけツボがあります。
だから、足の裏を刺激すると、赤ちゃんの内臓も活性化され、全身の血流もよくなります。
ただし・・・。
赤ちゃんの足裏は、大人ほどツボを意識しなくてもOKです。
たとえば、赤ちゃんが寝グズをしている時に、両手で5分ぐらい足を包み込むように温めるだけで寝ちゃいます。
←こんな感じで☆
さらに!!
温めるだけでなく、赤ちゃんの足の裏をなんとな~くモミモミしているだけで寝入っちゃう確立が高くなります!
100%の赤ちゃんに言えることではないのですが、7・8割の赤ちゃんはスヤスヤ寝ちゃいます。
その時、ツボは1箇所だけ、意識してください。
←ココです。
「湧泉(ゆうせん)」と言って、自律神経のバランスをとるツボです。
ストレスも緩和します。
赤ちゃんもココをほぐすと、リラックスしますよ☆
←こんな感じで、両母指で軽く押さえます。
後は、足の裏をまんべんなく親指でモミモミしてください。
力加減は強すぎると、過刺激になるので、まぶたの上を押して痛くないていどの力加減にしてくださいね☆
時々、足を優しく包み込みながらモミモミしていると、気持ち良さそうに寝入ってくれますよ。
夜泣きの時期、寝グズの時、ぜひ一度、試してみてくださいね~♪
また、夜泣きの話もいつかブログで書きたいと思っています。
もうちょっと、お待ちくださいませ☆
ベビーマッサージ
2009.10.15
現在、私はベビーマッサージの講師として、八王子市内で活動しています。
そのことで、ひとつお詫びいたします。
実は今月、新型インフルエンザの影響で、会が中止になった箇所が多いのです。
参加の申し込みをいただいたお母様がたへ。
ごめんなさい!!
特にこの一週間は、高尾近辺は新型インフルエンザの嵐に巻き込まれています。
ですので、やむをえず中止にさせていただきました。
来月は、また、いつもどおり行います(ただし、同じような状態や、園などでインフルエンザ患者が出ている場合は、必ずご連絡いたします)。
ですので、また、ぜひ、遊びにいらしてください。
もし、どうしてもベビマの講習を今、受けられたい場合は、私個人で(有料ですが)お教えしますので、ぜひお越しください(「からだ美人」のHPをご参照ください)。
高尾はこのような状況ですが・・・。
実は、昨日、自由が丘で開催された、NPO法人国際ボンディング協会東京支部主催のベビーマッサージの催しに、講師として参加させていただきました。
久々の会の催しの参加に、かなり緊張して参加しましたが・・・。
18組のお母さんと赤ちゃんが集まりました!
よかったです。
「心」への刺激になりました。
ほかの先生方の講義内容も拝見できたことも、とても参考になりましたが、何より「なぜ、自分がベビーマッサージの講師を始めたか?」の初心に帰ることができたような気がします。
会の第1期生として卒業し7年、毎月、たくさんのお母様方を指導させていただいてきましたが、改めて思い出しました。
ベビーマッサージの大きな役割が「絆づくり」であることを。
私は、3~5ヶ月の赤ちゃんとお母様方を指導させていただきました。
赤ちゃんとお母さんの「絆づくり」。
それがどんなに大事なものか・・・。
NPO法人国際ボンディング協会の会長である鮫島浩二先生が著書の中で、こう言っています。
「生まれ出たいのちがはじめて出会うヒト=両親に対して信頼をもてずに、どうやって人間全体や社会に対して信頼関係を構築できるでしょうか。人肌のあたたかさを知らずして、どうやって人を愛する人格を形成できるでしょうか。ヒトにさわり、さわられ、肌の接触を通して痛みや喜びを感じずして、どうやって思いやりの気持ちが育つでしょうか。・・・新しいいのちが両親のふところの中にしっかりと居場所を探しだし、ほんとうの意味でいのちの輝きを放つまで、ご家族をサポートし続ける・・・」
そのための「絆づくり」を伝えることが私たちの役割であり、ベビーマッサージはその方法のひとつなのです。
そのことを支部会の先生方が、それぞれの想いをこめて一生懸命、お母様方に伝えようとしている姿を拝見して改めて、身が引き締まる思いがしました。
私は今後も、たくさんのお母さんたちに「絆づくり」としてのベビーマッサージの素晴らしさを伝えていけたらと思っています。
そのために、私自身、もっともっとたくさんのことを勉強して、お母様方に、さまざまな方法で「絆づくり」を伝えていきます!!
おかあさまがた、そして可愛い赤ちゃんたち、今後とも宜しくお願いしますっ!!!